一月に読んだ本2019

 気がついたら、暦の上ではもう春ですよ。
 なんか、一月中に何も書いてないですね。いやはや。
 いまさらですが、あけましておめでとうございます。
 今年も読んだ本の列記だけは備忘録的につづけていこうかと思っております。
 ということで。

 1.城平京「虚構推理短編集 岩永琴子の出現」
 2.似鳥鶏「さよならの次にくる 卒業式編」
 3.似鳥鶏「さよならの次にくる 新学期編」

 アニメ化も決定したらしい虚構推理の二冊目にあたる短編集の1。収録されている5編のうち4つはすでにマンガ化されていて、コミックスですでに読んでいたためにさくさくと読めました。「それは、キカイダーや」というツッコミはコミックスを読んだときにもした記憶があるのですが、今回改めて文章で読んで、そのはるか前にモモレンジャーというフリがされていたことに気づき、軽くびっくりしました。
 相変わらず続いている(読むのが遅いから、一向に山が減らない)個人的似鳥鶏フェアの一月分の2と3。デビュー作と同シリーズの二作目となる作品です。短編連作のような形態をとりながら、それがすべて繋がってくるという……のもすでにネタバレかしらというような感じです。

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十二月に読んだ本2018

 今年のことは今年のうちにということで、12月に読んだ本も。

23.青山公士「ドラゴンクエストXを支える技術」
24.似鳥鶏「理由あって冬に出る」
25.似鳥鶏「午後からはワニ日和」

 現ドラクエXプロデューサー(執筆当時はテクニカルディレクター)による技術書の23。こまかな技術よりも、どういう思想でどういう選択をして技術運用やら運営をしているかという内容の本。面白かったのだけど、プログラムの知識やら素養があるともっと楽しめたのだろうなとも。
 一冊間に挟んだものの先月から継続中の個人的似鳥鶏フェアの続きということで、鮎川賞の佳作を取ったデビュー作の24です。学校を舞台に学生たちが幽霊騒ぎの真相を解き明かすという内容。作品とは直接関係ないのだけど、意外と前にデビューしていたのだということに単純に驚いた感じです。
 続けて、動物園を舞台に飼育員が動物盗難事件に立ち向かう25。書店員のときも感じたのだけど、職業物を書くのがうまいと思います。変に肩ひじを張った感じがなく、自然にそこで働いている人を書いている感じがするのが、気持ちいいのだろうなと。

 と、そんな感じで一年がかりで25冊しか本を読まなかったという2018年でした

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年の瀬ですから

 大晦日というと、落語なんかでは一年のツケを支払う日で、帳簿を手にした商人が長屋にやってきてすったもんだなんて話がちらほらあって、つまりはそれが江戸の頃には年の瀬の日常風景だったってわけですね。
 そんなわけで、今年のことは今年のうちに清算してしまおうかと。

 といって、これといって書くこともない感じなのですけど。
 いかんせん基本的には一年中家にこもってパソコンに向かっているようなありさまで、取り立てて書き記すようなことが起きたりはしないのです。
 そうなれば、起こってもいないことを書くくらいしかないのだけど……それでもいいかなって気もしなくはないです。

 そういえば、ひとつ思い出したことが。
 今月の中ごろに友人たちとの忘年会があって、小さなトラブルがあったようななかったような感じはあったものの、例年通り楽しい時間をすごしてきたわけですが、何故だかこの日は帽子が似合う似合うとやたらと誉められたのでした。
 普段褒められることがあまりないので、こういうときどう返したらいいのかがわからなくてただひたすらに困ってしまうのですけど、どうしたものでしょう。
 ……ほら、やっぱり書くほどのことじゃない。

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十一月に読んだ本2018

 気がつけば、またひと月が経過していました。もう師走ですよ。
 日記を書かないのは、書くようなことがないということで、平穏無事に暮らしているということにほかならないわけですけどね。
 などと言い訳めいた枕からの、11月の読了本です。

21.似鳥鶏「叙述トリック短編集」
22.似鳥鶏「レジまでの推理 本屋さんの名探偵」

 立て続けに似鳥鶏です。ある程度意図的に、というか部屋に積みあがった未読の本の中に、似鳥鶏の名前が目立ってきたので突き崩していこうかと思い立った次第。
 タイトルがすべてを表わしている21。叙述トリックなんて、そうと知っただけでネタが割れているわけなのですけど、それでも読んで面白かったのだから、かなりすごいと思います。
 別な意味で、やはりタイトルがすべてを表わしている22。本屋でおこるちょっとした事件の謎を解いていく短編連作です。
 何故か二冊ともあとがきに、レーザーで人間をチュッと蒸発させるという話が出てきたりします。どうしたことでしょう。

 そういえば、さすがにカタログ本なので読んだ本に含むのはどうかと思うので、それとは別として、もう一冊話題にあげておきたいのです。
「ドリームキャスト コンプリート ガイドブック」
 ドリキャスが発売20周年ということで出たらしい本です。
 とにかく、丁寧で真摯な本だったということに感動しました。ほかのハードを扱った同種の本のひどさに悲しい思いをした直後だったので、なおいっそうすばらしく感じられました。
 意外とドリキャスのソフトって買ってないんだなぁとか感じたり、「マリー&リリーのアトリエ」ってWinのウィルスが入っちゃってたんだよなと思ったら、紹介内容のほとんどがそのことだけで埋まってて笑っちゃったりと楽しく読んだのでした。
 つか、末期のソフトがギャルゲーと弾幕シューティングばっかりになってるのはやっぱりちょっと悲しいものがあるななど。

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十月に読んだ本2018

 11月になりました。
 ハロウィーンの大騒ぎもすでに遠い昔みたいな。私も例年通りに友人たちと舞浜詣でをしてまいりました。
 30日というタイミングもあってかいつも以上に人出が多かった感じでした。コスプレの人達もたくさん。やっぱり、アリスや各種プリンセスが多かったのですが、ソラやリクやXIII機関の人達もちらほらと。彼らも、ディズニーキャラに含まれてしまうんですね。
 とか、そんな感じで、ハロウィーンともキングダムハーツとも関係のない10月に読んだ本の報告であります。

18.田辺青蛙「人魚の石」
19.北原尚彦「シャーロック・ホームズの蒐集」
20.倉知淳「豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件」

 前にアンソロジーで作品に触れてみたのをきっかけに、手に取ってみた18。ホラーというか怪奇小説というか。人魚やら天狗やらが出てくるような状況のなかで、結構淡々と話が進んでいきます。結構血腥いシチュエーションだったりもあるんですけど、主人公はすんなり受け入れてる感じがあったりして。結末のあり方も含めて、作者がそう言う人なんだろうなという(勝手な)印象。
 世にはホームズものといわれるジャンルがあるのだそうで、そんななかの一冊であろう19。去年読んだ「ホームズ連盟の事件簿」とはちがい、こちらは、ホームズの活躍をワトスン医師が記したという形の正当パスティシュの短編集。ドイルのホームズシリーズの中で軽く触れられただけの事件を物語化という形式になっています。といっても、僕自身があまりホームズ譚を読んでいないので、詳しいことはいえないのですけど。数少ない経験からすると、ホームズを読んだ印象そのままかと。ただただ、すごいなと感嘆する感じ。なだけでなく、面白いっていうね。
 ミステリー仕立てのイロモノ短編集といった趣の20。猫丸先輩の新作もありますよといった感じで。あんまりいろいろと語りにくい種類のものなので、このくらいで。

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九月に読んだ本2018

 一晩中どうどうと強風が吹きつけているうちに10月です。
 またしばらく放置してしまいました。例年通りにTGSに行ってきたのですけど、そのことも書かずじまい。もう今更な感じでありますが、雑感のみ。
 スクエニのジェムカンは別格としても、Vtuberが多かった気がします。ヴァーチャルな存在であることのメリットもいろいろと感じないではないし、あとの問題は費用対効果なのかなと。
 などと、まくらが長くなってしまいましたが、9月に読んだ本です。

16.井上真偽「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」
17.サイモン・シン(訳:青木薫)「フェルマーの最終定理」

 先月読んだ「その可能性はすでに考えた」の続編である16。前回同様にあらゆる推理を否定していくという形で物語が進んでいく構造。今回はさらに込み入った形になっていて、とても面白かったです。
 そして今月の大半を費やして読んだ17。1995年に証明されたフェルマーの最終定理に関するノンフィクション。といいながら、ピタゴラスの時代からの数学史だったり、フェルマーの最終定理に取り組んだ数多の数学者のことだったりと、たくさんの読みどころがあります。後半に出てくるガロアの人生なんてすごすぎて震えました。と、とっても面白かったのですけど、新潮文庫なのでお薦めはしません。

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1.5昔

『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル』のリマスター版が発売されるそうで、PS4の発表会の動画やらニンテンドーダイレクトの動画やらを見て驚きの声をあげてしまいました。
 なにより驚いたのは、ゲームキューブで発売されたのが15年も前のことだったという事実。まあ、ゲームキューブだもんな。任天堂ハードだけでも、Wii、WiiU、switchと代替わりしてるんだものね。
 しかし、そうか、15年か。俺、15年間すこしも成長してないんだな。など。

 そんなことをきっかけに、古い記憶がぽろぽろと思い出されたので、ちょっとだけ自分がたりを。
 当初、あのノベライズはゲームの追体験の形にする予定でした。
 が、プロットをチェックしたゲーム制作側から「エンディングは書かないでください」という指示が返ってきた。エンディングを隠したいということではなく、システム的にやむを得ずあのような形で話を終わらせているのだけれど元々終わらない物語にしたかったのだという理念があるからだとか。
 意図するところは理解できるのだけれど、さてどうしたものかと。
 そこから散々頭をひねった結果があれなのだから、ありがたい話だったなと。

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八月に読んだ本2018

 あっという間に八月が終わってしまいました。何かをしたという記憶があまりないのですが、きっと暑さで溶けていたのだろうと思います。

12.ラフカディオ・ハーン(訳:南條竹則)「怪談」
13.西尾維新「掟上今日子の備忘録」
14.映島巡「NeirAutomata少年ヨルハ」
15.井上真偽「その可能性はすでに考えた」

 なんか唐突に四冊も読んでますね。もってほどじゃないですけど。そんなに読書意欲があがったわけでも、本を読む時間が増えたわけでもないのですけど、不思議なことです。
 書店でたまたま見かけ、そういえば知らないなと思って手にとった12。原書が英語だということさえ知りませんでした。内容も「耳なし芳一」と「むじな」と「雪女」がせいぜいです。驚いたのは「ろくろ首」なんですけど、首が伸びる化け物の話ではないという。個人的には、「虫の研究」の中の「蟻」が好みでした。階段じゃありません。
 ようやく文庫になったようなので手に取ってみた13。個人的に、西尾維新って苦手なのですけど、これはけっこうすんなり読めました(ひっかかる部分がなかったわけではないです)。ドラマを見ていたのも大きいかな。内容も、ドラマでしっていたものが多く、シリーズの開幕だなという印象の一冊。
 今年の春に上演された「NeirAutomata」というゲームを原作とした舞台「少年ヨルハ」のノベライズである14。ええと、「少年ヨルハ、音楽劇ヨルハ」も「人形達ノ記憶」もブルーレイが手元にあるのですけど、まだ見てないんですよ。だもんで、プロローグ部分でえらく驚いてしまいました。本編は、いつもどおりというか、安定した痛々しさでした。ただ、やはり肉体を持って表現されることが前提な印象はありました。はやくブルーレイを見ろってことだな。
 すこしばかり特異なスタイルのミステリの15。細かな設定は省きますが、主人公の探偵が様々な人物から披露される推理を否定していくということで、ありえないことが起こったのだと証明するというのが主な物語の構造です。後半のたたみかけから、結末がよかったです。
 今月は、面白い本にたくさん出会えたので、幸せでした。

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不思議なパワーすごい力

 先日、夜半にたつみやくんからラインにメッセージが来た。
 共通の友人が結婚したという報告。
 自身の結婚はいっかな伝えてこなかったのに、こういうことはスピーディである。

 で、そこからしばらく何のかんのとやりとりをしていたのだけれど、その中で彼の子どもの写真を披露された。脈絡なく。親バカである。
 以前、ラッコさんのブログが子どもの成長日記に急変したときとにも感じたのだけれど、子どもが産まれるということの持つ力ってすごいんだなと。
 子ども産み育てること以上に価値のあることなんてないと思うし、皆素晴らしいなとただただ感心し、眩しく感じるばかりである。

 末尾になりましたが、
 ひでむらくん結婚おめでとうございます。

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七月に読んだ本2018

 ちょっと気を抜いた……というか、ひどい暑さにだれているうちに八月に突入してしまいましたが、なんというか七月はひどく長かった感じがしています。
 サッカーを見てたのなんか、遠い昔のことのよう。
 さらにウィンブルドンとか全英オープンゴルフとかもあって。錦織が松岡修造以来のベスト8に進出したりもして、テニスもゴルフも復活がキーワードだった感じがありました。ジョコビッチとか、セリーナとか、タイガー・ウッズとか。オールドファンには、たまらない感じがあちこちにありました。
 とまあ、そんな生活だったので、やっぱり本は読んでいないわけですよ。

11.宮内悠介「エクソダス症候群」

 またしても一冊というね。
 火星生まれ地球育ちの医師である主人公が、地球を追われるように火星に戻りかつて父が務めていた精神病院につとめはじめるというSF長編。開拓地である火星の設備も薬もままならない病院で起こるあれやこれやとか、自分の出生にかかわるなんやかやとかが絡み合ったりしながら物語は進んでいきます。作者のせいか主人公のせいか、いささかドライな感じで語られていくのですが、個人的にはこのくらいが好みだったりします。

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