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最近気になる言葉

 年末にだったと思うのだけれど、何かのニュースで「自作自演の強盗」という言葉を耳にした。
 言わんとしていることは理解できなくないのだけれど、だいたいの強盗は自分で計画を練って自分で実行すると思う。
 ありもしない事件をでっちあげ被害者のふりをするというケースは、「狂言」と呼ばれていたのではなかっただろうか。あるいは「一人芝居」とか。

 それ以上に気になっているのが、「性善説」と「性悪説」という言葉の使われ方である。高校のころに選択授業でちらと齧った程度なので、僕も全然詳しくはないのだけれど、「性善説」に「渡る世間に鬼はなし」的な意味はないし、「性悪説」は「人を見たら泥棒と思え」的な意味で使われるべき言葉ではない(はずだ)。
 性善説っていうのは、人の本質は礼節を知っているもので、それが世俗の垢にまみれることで欲に溺れがちになるけれど、自らを律すれば本質に戻ることができるはずだという考え方で、性悪説っていうのは、人の本質は欲にまみれているので、その欲に流されないように自らを律して己を高めていかなくてはならないという考え方だったと記憶している。
 どっちにしろ、自らを律しなければダメ人間になるんだよということを言ってるわけで、スタート地点が違うだけなのですよ。

 とか偉そうに言っておいてなんだけど、高校時代って遠い昔だし、倫理の授業って苦手だったんで、解釈を間違ってる可能性が大きいです。正しく知りたい人は、孟子や荀子の書物にあたってください。

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