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人を斬るときこそ優しさを忘れてはならない

 わざわざ改まって言うことでもない気もするのだけれど、東京都知事が自動販売機とパチンコ屋をやり玉に挙げたことに関して、思うところを記しておく。

 関東地方(主に東京)の電力が不足する(している)のは事実なのだから、それに対し何らかの行動を起こさなければいけないことは間違いない。
 だからといって、自分の生活に無縁である、自分にとって意味をなさないという理由で、特定の何かを生贄とするのは明らかに間違っている。これは、僕にとって(あるいは、ほかの誰かにとって)自動販売機やパチンコがどういう意味を持っているかとは無関係な話だ。
 我々の生活にとって必要なことだからと、その痛みを一部の者に押しつけるということ自体がおかしい。それは、関東に膨大な電力が必要だからと原子力発電所を福島に押しつけたのと何ら変わることがない。そこにも人がいるのだという視点が欠落している。自分がいないというただそれだけの理由で。
 社会が痛みを負わなければならないときは、皆で負うべきであろう。まして、先頭に立つ者は、まず自らが血を流すべきではないだろうか。それをこともあろうに、自分の生活に影響を及ぼさないところへ押しつけようとするなんて。
 そんな思想や行為の先に幸せな世界など存在しない。そう僕は思っている。

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