居住まいを正す

　朝……いや、すでに午後だったか、師匠から電話がある。
　ちょっとした用件の後、とある作家の作品についての話になった。まあ、ここが悪いあそこが悪いといった話だったりはしたわけですけど、これが部分部分で僕にも深く突き刺さるわけですよ。そうならないようにしないと、うっかりやりかねないので気をつけないと、というような部分で。いや、むしろやっちまってる気さえするのです。怖いです。
　それとは別のことで、僕自身のことでもちょっとお叱りを受けたりして。本当にしっかりせんといかんなと思ったわけであります。