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自著解題的ななにか

 発売から一年以上経ったし、新たに手に取る人ももうそんなにいないだろうと思うので、「Memory of Heroes」について語るという愚行にでてやろうと思ってみたり。
 というのも、ファイナルファンタジー用語辞典というサイト(Wiki)で以下のような文章を見かけたのです。

この小説において三つの物語の戦士達(少なくともIとIII)は生まれ変わり等で同一である事が読み取れるので、ガイとアルクゥの前世だと言えるだろう
ガイは言うまでも無く「動物と会話ができる心優しい青年で口数が少ない寡黙な人物」で設定がそのままだし(まぁガイは話す事自体苦手だが)、アルクゥは追加設定でバハムートの声が聞けたり土のクリスタルまで黒魔同士だったりと同じだし

 FF1パートにでてくるテウというキャラクタについて書かれた文章です。
 感動です。明確に記さずともここまで通じるのだと、本当に震えました。
 設定の網の間を縫う遊びのようなものなので多くを語りませんが、ひそかに描いた僕の思惑にかなり近いところが記されています。思わず惜しいと口に出してしまったくらい。

 というのにあわせて、もう一つ。
 同じくFF1パートに出てくるフロウというキャラクタ。冒頭のカラーページのキャラ紹介で女性と明記されているし、上述のひそかなしかけもあるので実際女性として設定して入るのですけれど、実は本文の中にこの人を女性だと示す言葉は一語も出てきません。ない……はずです。
 これは、原作ゲームが性別の設定はないものの男と考える方が普通なのじゃなかろうかということに考慮したためです。あ、いや、無論、自己満足的なお遊びです。
 そんなちまちまとした遊びをいくつかやっていた作品だぞってわけです。

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