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12月に読んだ本2014

 2014年ももう間もなく終わるということで、今年のことは今年のうちにすませてしまおうということで12月の読了報告です。

 宮内悠介「ヨハネスブルグの天使たち」
 南澤径「怪ほどき屋 からむ因果の糸車」
 皆川博子「アルモニカ・ディアボリカ」
 柴田よしき「風のベーコンサンド 高原カフェ日誌」

「ヨハネスブルク~」は、たしかどこかで大森望さんが勧めていたのを聞いて手に取ったのだったと思う。その時に語られていた内容では全然なかったってのが感想で、いってしまえばまた大森望に騙されたって感じ。まあ、面白かったので問題はないですけど。っていうか、「盤上の夜」も買ったはずなんで、そっちを先に読もうと思ってたんだけど、見つけられなかった。
「からむ因果の~」は8月に読んだ「怪ほどき屋」の2冊目。メインキャラたちの物語の比重が増えてきて、いっそうホラーではなくなってきましたね。
 ヨハネスも怪ほどき屋も、ひじょうにライトノベル的だと感じました。といっても、今のではなく、僕が昔読んでいたころのものの雰囲気。「know」はもう一世代下のライトノベルって感じ。これらが、ライトノベルではなく一般小説(という言い方はどうかと自分でも思うのだけれど)だとしたら、僕が今年の頭にライトノベルとして出したあれはなんだったのかと……まあ、値段設定的もライトじゃないだろうって気もしなくはないけど。
 いや、まあ、僕がライトノベルを読んでた頃から20年ほどの時が経過してるわけで、その分書き手も読み手も年齢がスライドしてるってだけの話だろうとは思いもする。ただそうすると、十数年もすれば今のライトノベル的なものが一般小説の一角をしめるのだという結論に自然となるわけで……ちょっと怖い。
「アルモニカ・ディアボリカ」は、「開かせていただき光栄です」の続編。純然たる続編なので、前作を読んでなくては読めない代物。古式ゆかしいジュブナイルといった感じで、端正で美しくて儚い。
「風のベーコンサンド」は、忘年会のプレゼント交換(そういうことをしてるんです)で友人からもらったもの。自分では手に取らない種の本かなと。

 さて、電話で新聞のインタビューを受けたり、エクストリームの番組にゲストで呼ばれたりと、得難い経験をいくつかしたものの、総括すると何もせずに家にこもりきりだった一年のようなきがするので(そのせいで、足もつりやすくなったし)、来年は少しずつでも動いていこうと思っております。
 そんな感じで、よいお年を。

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