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2015年7月

選択の自由

 近所の(というほど近くではないのだけれど)某T書店でのこと。
 このお店、少し前にセルフレジを導入していて、それ以来レジにほとんど店員が立っていない状況だったりするんですけど、夏休みに入ったためか今日はセルフレジの前に列ができていたんです。さすがに見かねたのか、ほかの作業をしていた店員がやってきて、「次のお客様」と声をかけてきた。次に待っていたのは僕である。
「ポイントカードはお持ちですか?」(セルフレジを使うとポイントが倍とかになるらしい)
「いいえ」
「でしたら、お急ぎなら有人のレジの方へどうぞ」

 ……いいんだけどさ。逆じゃね?

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あつかった

 昨日は、急なお誘い(席に空きができたとのお知らせ)をいただき、ちょろっと駒場東大前までおでかけしてきました。
 まず最初に驚いたのは、あの辺りが偉い高級住宅街だったこと。一軒一軒の家のたたずまいにひたすらにため息をこぼす。

 目的はTY氏の小説講座の聴講。二千五百円也。
 あれから20年、講義内容が一段と実戦的にかつ根源的に、そして密度が濃くなっていました。ただ、ときおり混じる余談の方が強く印象に残るというのは相変わらず……って、これは聞いている僕の方の問題か。日本の都市が細分化されるのは表面積を増やすためだとか。
 非常に有意義な講義だったと思います。むしろ有意義な場すぎて、『現代で訛りを軸に話を作るとしたらアナウンサーとか声優を志望してる人の話かなぁ……だーっ、ビリギャルにしかならねぇっ』とか考えながら話を聞いてた自分がいるべき場所ではないなと感じました。
 次回の講座は、TY氏にとっては心底いやだろうけれど、聞く人にとってはこれ以上役に立つ話もないのではなかろうかと感じる内容。僕自身も聞きたいと思ったのだけど、やはり僕よりも聞くべき人が他にもっといるだろうと思うので、聴講予約はせず。

 その後は、だらだらと酒など飲みながら過ごす。何を話していたのかはあまり記憶にありません。たぶん、ほとんどがタワーリングインフェルノのことだったかと。あとは、室井さんとか林葉さんへの賛美。
 久しぶりの外出、久しぶりの人の集まる場所、久しぶりのお酒、とんでもない暑さ、などなどの理由で日付が変わるころに家に帰りついたときにはかなりぐったり。シャワーを浴びて、ケータイ大喜利を見はじめたところで意識を失う。早々に諦めて布団の中へと移動。
 そのままどろどろと日曜の大半を布団の中というか夢の中ですごしていたしだい。

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戦うってのはそういうことだ

 昨日の夕方のニュースで一番特筆すべきは、「今の兵士は高度なプロフェッショナルなので、そこらから集めて短期で育てたのでは役に立たないから徴兵はしない」という非常に正直な言いようではないかしら。
 しかし、なぜ火事なんぞにたとえたのだろうね。とにかく気持ち悪いのは、あの説明で火や煙にたとえられているものの中に命ある人間が含まれているということかと。おそらく意図的にだろうけど、その辺の支点が欠落してるってのがどうにも詐欺の手法のように感じられるのだよね。だから、信用もできない。

 それはそれとして。

 全英オープンの最終日がとんでもなく面白かったです。一打差(数センチ差)でプレーオフに進めなかったスピースも、最終ホールのバーディでプレーオフに進んだウーストヘイゼンも、プレーオフの内容も、何もかもが熱くさせてくれました。
 四日間(今回は五日間だったけど)の積み重ねの結果が、ほんの一打のできで決まる。場合によっては運によって左右される。非情だけれど、だからこそすばらしい。
 いや、いいものを見せてもらいました。本当に楽しかった。

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不意におそいくる遠い記憶

 さすがに丸一日予定が伸びることは想定されていなかったのだろう、今日の放送は不安な感じがある。最後までちゃんとやってくれるのかしら。地方によっては放送自体がないみたいだし。とりあえず、今はゴルフチャンネルで。
 はさておき、

 某所で文章を習っていたときの話。
 クラスで短編集を作るという課題があって、編集委員というものの一人になった。他人の書いたプロットを読んで良し悪しを判断して、改善案を話しあう(そこまでがっつりとってことはなかったけど)ということをやる役目だった。
 同じレベルの学生に良し悪しの判断できようわけもなく、成し遂げたという達成感はなかった。むしろ苦い欠片だけが今も残っている感じだ。
 そんな欠片の一つが、さっき風呂場で頭を洗っている時にふいに浮かんできた。
 話としての体裁は整っていて極端な破綻はないものの面白くないプロットだった。当時は、何をどうすればよくなるのかを提示することもできなかったのだけれど、今となってはこうすればという展開案が三つ四つシャンプーを流し落とすまでに浮かんできた。
 なるほど、それくらいには歳をとったのだろうなと思う。だが、ならばどうして今なおどうすれば面白くなるのかの出口をさがして七転八倒をくり返しているのだろうか。

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7月15日のこと

 先週行こうと思っていたのだけれど、雨がはげしかったり携帯が壊れたりで行きそびれていた散髪に今日行ってきた。
 暑かったね。朝いつもより早く起きて家を出たせいで寝不足感もあったのだろうけど、電車の中で軽く気持ち悪くなってしまったくらいには暑かったね。こんな日に遠出なぞしなくともと思うものの、そんなことを言い出したらあと二月は髪を切りに行けなくなっちゃうからね。
 で、まあ、数か月ぶりに髪を切ってさっぱりしたわけなのだけど、ここで理容師さんの気まぐれで、ちょっと髪で遊ばれる(髪を遊ばせたわけではなく)。だもんで、そんなちょっとばかりいつもと違う感じの雰囲気で家まで帰ることになる。あまりにいつもと違うので、思わず自分で写真撮っちゃったくらいな感じ。

 それはそれとして、帰りに立ち寄った本屋で、今さらながら、本当に今さらながら、西尾維新の名前が上から読んでも下から読んでもなのだと気づく。いろんな意味で、大いに衝撃を受けた感じ。

 帰宅後、夕方のニュースを少しばかり見る。
 近代史で習った安保闘争のときと同じような映像がそこにあった。日本の民主主義というやつは、わずかも進歩をしていないのだなと感じる。
 そもそも、今回問題になっている法案の根本が僕にはまだ理解できていないのだけれど、たとえば周辺状況への対処にどうして武力が選択されなければならない理由ってなんなのでしょう? どうにもそこがわからないので、その先の部分のことであれこれやりとりをされても首をかしげることしかできないのです。
 たとえば現在の首相が、「敵意を持っていそうな人がいたときに、自分から殴りかかる以外に身を守る方法が思い浮かばんのです」とでも宣言してくれれば、少しは腑に落ちるのかもしれない。

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要約すると平穏な日々となる

 料金プランの都合かなにかで、購入時にインストールされたなんやかやの登録完了通知的なメールが小刻みに送られてきて、わずらわしい。
 そして今日は、目覚まし時計が鳴らなかった。起きてから確認したけど、やっぱり鳴らない。
 今日の打ち合わせは遅い時間にせっていされていたので場合が場合だったら一大事ですよ。

 その後電池を入れ直したら(交換したのではない)鳴った。時計が問題なく動いていて目覚ましのベルがならないという症状が電池のせいだとは思えないのだけど、なんなのかしら。

 とか、こんな小さなストレスのもとがちまちまと襲いくるもので、なんかちょっとしんどい感じ。

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不測の事態により疲弊中

 昼前、携帯電話が鳴った。
 寝ぼけながら出るも、応答がない。一足違いで切れてしまったかと思ったけれど、表示をみると通話中になっている。どういうことだろうかと首をかしげながら再度話しかけるも返事はなし。訳の分らぬまま、電話を切った。
 と、すぐにまたかかってくる。すぐに取って、応答するも、やはりおなじ状態。
 数度おなじことをくり返すことになった。
 これは、つまり、通話ができなくなってる。
 問題の電話には、家の電話からかけることで事なきを得る。ガス会社からで、機器の点検に行きたいので都合のいい日を教えてほしいというものだった。起こされてしまったこともあるし、後日にまわすのもなんなので、今日来てもらうことにする。
 二時間後にということで話をおえる。
 が、問題は解決していない。ということで、今手にしている家の電話から携帯にかけてみる。繋がりはするものの、やはり通話はできない。色々試してみたが、携帯からの声は家の電話から聞こえる。が、家の電話からの声が携帯から聞こえてこない。通話用のスピーカーが死んでる。
 スピーカー自体が壊れたのか、接触が悪いのかはわからないけれど、とにかくスピーカーから音がまるで出ていない。囁きは魔法もびっくりの無音電話になってしまってるよ、人見さん。
 とにかく、このままではどうしようもないということで、ガス会社の点検を待って、雨の中を携帯ショップへ。
 いちおう故障という名目で訪れ、いくつかのやりとりをしてみる。まあ、予想どおりというか、前もって判断した通りの結果。
 修理はしばらくかかるということだし、もう七年も使ってて他にもいろいろとガタがきているので、いっそのことと機種変更をすることにする。半ば勢いで半ば捨て鉢になって、スマホに。
 その時点で覚悟はしていたんですけどね、そこから料金プランの説明やら、契約やら、データの移行やら、初期設定やら、なんやかんやで、かなりの時間が経過する。はっきり言ってこの用件で午後がつぶれましたよ。
 おおいに疲れました。ほかに何をしようという気もおきないくらい。

 そして、案の定、さっぱりわからん。勉強しようという気力もまだおきない。

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6月に読んだ本2015

 ウイーンブールドーン!
 いや、意味はない。眠気覚ましに叫びたかっただけです。
 というわけで、今年も半分が終わってしまいました。例年以上に何もしていない気がするよ。
 それはそれとして、6月に読んだ本です。

 22.著:文野はじめ プロデュース:仮名堂アレ「消失進行形パズライズ」
 23.阿佐田哲也「麻雀放浪記(一)青春編」
 24.東郷隆「定吉七番の復活」

 前にも少し触れたノベライドルという不思議な形態をとっている22。実は、ここ数年で一番気にかかっていた本だったりします。
 この本の概要、というか基本アイディアを知ったのは、2013年の年末。とある場所で同席した仮名堂氏から直接聞きました。で、それからずっと気にかかってました。主に、どうなるのか、どうなったのだろうかという感じで。その辺は、拙著「スキップ!!!」の254ページあたりを眺めて察してください。
 で、肝心の内容である。未成年の髪の色が七色に分類され、同じ髪の色の人物が三人同時に接触するとその人たちは消滅してしまう。ただ、普通の人には髪色は普通の色にしかみえておらず、その人たちには人が消滅したことも認識できない(消えた人は、記憶からも消失し、はじめから存在しなかったものと認識される)。ある日突然周囲の人たちの髪色が極彩色に見えはじめた主人公は、同じように髪色を識別できる仲間たちと、人間消滅(パズライズ)を阻止しようと奔走する。てな話。
 キャラクターの名前の付け方とか、文章とか、ものすごく仮名堂アレだと感じました。いや、前もって読んでいたのは1シリーズ3冊だけだけど。ていうか、それだけで著者の匂いを感じさせるってすごいことだと思います。あ、いや、仮名堂氏はプロデューサーで著者は別にいるんだっけか。
 人が消えた時にそれに連なる事象はどうなるのだろうかと考えだすともやもやする部分はあったりもするのですけど、そういう小理屈を抜きにしてしまえば、かなり面白い作品かと。ただ、パズルじゃなくて、異能バトルものだって感じだけど。
 いっときの麻雀ブームも引き起こしたし、今さら説明する必要もない気もする23。ごく最近、たまたま本屋で目について、なんとなく惹かれて手に取ってしまったものです。
 年齢的に麻雀放浪記というと映画の方が印象が強いのですけど。といっても、子どもの頃のことなんで、白黒だったことと鹿賀丈史(なぜか真田広之ではなく)くらいしか記憶にはなんですが……むしろひょうきん族でやってたパロディの印象の方が強いくらい。
 で、感想。物語を紡ごうという意識は薄い気がします。坊や哲やドサ健といった博打(主に麻雀)に人生を捧げてしまった人達のさまだけが描かれているのだと。そのため、麻雀に関わること以外は驚くほど淡泊に書かれている。むしろ希薄とさえ感じる。親とか、心惹かれていた女性とか、気がつけば出てこなくなって、どうなったものやらわからない。積込の解説の方がはるかに懇切丁寧。そういうものだってことです。面白かったものの、これ一冊だけではなんとも言い難い部分も多くて、二巻目以降も読まないととおもったしだい。
 そうそう。一番驚いたのは、巻末の畑正憲の解説だったりします。
 まず知ってる人には言わずもがなだし、知らない人にはどうでもいいことではありますが、「定吉七番」と書いて「さだきちせぶん」と読みます。てな感じで、24。
 定吉七番を最初に知ったのは、PCエンジンのゲームでした。というか、それでしか知らず、原作は読んだことがありませんでした。もう、20年以上前の話です。
 で、その定吉が復活したと……いや、これもたまたま本屋で見かけて、そうなんやと何とはなしに手にとってみた次第です。
 大阪商工会議所秘密会所に所属する殺しの許可証を持つ丁稚、それが定吉七番である。
 まあ、バカ小説の類いなので、あれやこれやと語ることもないのですけど、前口上を読んで首を傾げたり眉をひそめたりしないのであれば、読んで問題ないのではって感じでしょうか。
 かつてと違って、主によしもと芸人のおかげで大阪は不思議の国ではなくなったし、こういう小説は難しいなって思っていたんですけど、それ以上に今は時間の流れが早すぎてネタがすぐに古びてしまうというのが大問題な感じですね。作中に出てきた、ブラマヨのひらパー兄さんなんて遠い昔のことのようだもの。

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