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九月に読んだ本2016

 いつもいくドラッグストアのレジのお兄さんに顔を覚えられたらしく、とうとう「袋どうしますか?」と尋ねられることもなく袋不要の判断をされるようになってしまった今日この頃であります。
 そんなこんなで、九月に読んだ本です。

19.青崎有吾「水族館の殺人」
20.長沢樹「夏服パースペクティブ」

 またも二冊だけです。
 なんか、シリーズの一冊目も同じ月に読んだ気がするそれぞれのシリーズの二冊目です。一応両方ともミステリに分類される本です。
 相変わらず謎解きに従事している19。前作よりも青春ものというか学園もの的な場面が増えていて親しみやすくなっている感じです。ただ、そうした青春ものめいたシーンも実は謎解きに奉仕しているあたりは、さすがというかなんというか。
 一方青春ものというか思春期の物語であることに重きをおいている(と思う)20。まず最初に、前作と舞台がちがうことに驚き、探偵役が少し若返っていることで、前作よりも昔の話なのだと理解するという事態に見舞われたしだい。また前振りが長めだなという印象。ていうか、状況が整った感じがしてからも何が行なわれているのかが理解しがたく、物語が大きく動くのはかなり終盤になってからという構成。その「何が」「何のために」が主題なのだからしょうがないといえばしょうがないのだけれど。そのせいもあって、カタルシスの得にくい感じなのがもったいないなと。
 とか言いながら、どちらも楽しめたのでよいかなと思っています。

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