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十二月に読んだ本2019

 今年の事は今年の内にということで、12月に読んだ本を記しておきます。

18.似鳥鶏「目を見て話せない」
19.アミの会(仮)「初恋アンソロジー」

 もう一冊読めるかなと思ってたんですけど、さすがに一日出かけたりすると本を読む体力は残ってなかったりで、結局2冊だけとなりました。

 大学に入学したばかりのコミュ障の青年を主人公かつ探偵役にすえた、日常の謎系ミステリの短編連作の18。似鳥敬は、書店員やら動物園の飼育員やらと職業物を書くのがとにかくうまいと思うんだ。雰囲気というからしさというか、そういうものの捉え方と表わし方が秀逸だと思ってるんです。この作品でも、冒頭からの自己紹介のシーンは圧巻だった。でもね、注釈を使った自己ツッコミ芸は、あんまり好きじゃなくって、そこだけが唯一ひっかかる。ともかく、今一番好きな作家(の一人)。
 もう何冊目か覚えてないですけど、女性推理作家の集まりであるアミの会(仮)アンソロジーの19。表題通り、初恋を題材とした短編のアンソロジーです。えらく広い幅のイメージを持つお題だったためか、いつも以上に収録された作品の方向性が多様です。どの作品も面白かったんですけど、今回は松村比呂美さんの作品にやられました。それはそれとして、こんな短い期間に立て続けに「飴乞い(飴買い)幽霊」の話を目にするとは思いませんでした。

 冊数で語ってもしょうがないところではあるんですけど、一年間で19冊っていうのはさすがにちょっとって感じなので、来年はもう少し読書にいそしもうと思います。
 そんなところで、今年は以上で。
 よいお年を。

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