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四月に読んだ本2021

 髪を切りにいかないとなと思ってから、もう二か月くらい経ってる気がします。て話を定期的にしている気がします。
 電車に乗ってっていうのを避けたい思いがあるので(なんか最近、さんざん電車を使ったきがしなくもないけど)、どうしても腰が重くなる感じです。
 しかし、密を回避するのに電車の本数を減らすっていう発想はどこをどうやったら出てくるものなんでしょうかね。前のGOTOのときにも思ったんですけど、今あちこちの舵取りをしている人たちって、みんな基本的な算数ができないんじゃないかって気がします。
 というわけで、今は家にこもって本など読んですごす感じで、4月の読了本です。

7.小林泰三「クララ殺し」
8.小林泰三「殺人鬼にまつわる備忘録」

 とかいって二冊だけというね。
 二冊とも小林泰三ですけど、たまたまです。
「アリス殺し」につづくメルヘン殺しシリーズ(というらしい)の二冊目である7。ネタバレを回避しようとすると何が書けようかというくらいに、仕掛けとたくらみに満ちた作品でした。とりあえず、タイトルから想像するものとは絶対に違うものだとは断言できるんじゃないかと。で、いつものいささかグロテスクなファンタジーかと思いきやけっこうしっかりミステリしているという。とても面白かったです。
 小林泰三作品のいくつかに、前向性健忘で記憶の維持できない人物として登場する田村二吉を主人公とした8。やはり前向性健忘症の田村は、数十分しか記憶がもたない。重要なことはノートに書き留めているのだけれど、その中に自分が殺人鬼と戦っているという記述があった。という内容。この殺人鬼という人物視点のパートがときおり挟まってくるんですけど、これがすがすがしいほどの悪人で、そのひどさ故読み進めるのにけっこうなカロリーが必要だったんで読むのに時間がかかってしまったのでした。しっかりとしたサスペンスで面白かったんですけど……最後のこれは? 最後の最後にあっけに取られて本を閉じさせるとか、つくづく意地の悪い作者だと思います(誉めてます)。件の殺人鬼の描写なんかがあるんで人に勧めづらい感じではあるんですけど、面白かったです。

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