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一月に読んだ本2022

 気が付いたら、2022年になってひと月が経過していました。
 なんか急激に情勢が変化してしまって身動きがとりづらくなっていく感じがして家にこもっています。いや、日常の買い物なんかもあるので全く外に出ないわけでもないのですけど、正月休みをはずして行なおうとしていた帰省をとりやめたり、あれやこれやに出向く気になれなかったりはしている今日この頃です。
 そんなこんなで書くこともなく長々放置しておりました。いや、あれこれあった気もしなくもないけど、それはそれ。
 さて、1月に読んだ本です。

1.宮内悠介「偶然の聖地」
2.城平京「虚構推理短編集 岩永琴子の純真」
3.城平京「虚構推理 逆襲と敗北の日」

 イシュクト山という幻の山、旅春という時空が罹る精神疾患を軸に、イシュクト山に向かう主人公、旅春を治療する世界医たちが織り成す物語の1。おそらくSFです。今はなき「INPOCKET」に連載されていた作品で、作者の言葉を信じるなら「エッセイと小説の中間のもの」という依頼であったらしい。と言われてもそれって何よって感じで、好意的に解釈しても私小説くらいしか落としどころが見当たらない。実際のところ、一回一回がエッセイほどの長さの小説というしろものになっている感じです。そのせいで数ページしかないはずの一回一回の内容が濃くて予想以上に時間がかかりました。メタ的な展開も含めて、大変面白かったです。本筋と関係ないところで、主人公(の一人)の父親が、あれなゲームの実況配信をしているという設定があったんですけど、個人的に大好きな「BURAI下巻完結編」がファミコンの「闘将!!拉麺男」と同列に扱われてて、もやもやとした感じを抱きました。いや、まあ、わかるっちゃあわかるんだけど……。ていうか、こんなのどれだけの読者に伝わるんだよ。ちなみに、BURAIは映像的にはPC98版を遊ぶという意味ではPCエンジンCDROM2版を薦めます。あ、嘘、薦めはしない。
 幼いころにあやかしに攫われ片目と片足と引き換えにあやかし達の知恵の神となり、それらの問題ごとを解決し秩序を維持する岩永琴子を主人公としたシリーズの第2短編集の2と長編3作目となる3。ミステリということもあってあまり多く語ることもないのだけど、ここから新たなフェイズへと移っていく感じです。どうでもいいこととして、短編集の最後の話が伝え聞いている過去のできごとの真相を解き明かすって内容なんですけど、作者はこの方式が好きなのかしら、スパイラルのノベライズでもやっていた記憶があります。好きなシリーズで楽しく読んでいるわけなんですけど、基本的に言葉で言いくるめる内容なわけでつくづくアニメ化には向かない作品だと思ってるのですけど、どうなんでしょう。

 そんなこんなで2022年のはじまり(遅い)であります。

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