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2022年3月

えるすりー3のこと ていうか

 3月25日~27日の三日間、オンラインライブフェス「Life Like a Live3(ライフライクアライブトリニティ)」が開催された。
 本日プレミアチケット特典で公開された事前収録の「幻のDAY4」も含めて四日間四公演を存分に楽しませてもらいました。
 いろいろとヲタク語りをしたおしたかったりするのだけれど、その中でも特に感心感激してしまったのでLiLYPSEのことを語りたい。
 歌もダンスもすごいのだけど、曲の間奏で二人が繰り広げる漫才じみた掛け合いが秀逸なのです。MCもきっちりかっちり組み上げられ一部の隙も無い感じ。
 歌とダンスで背筋を震わせて返す刀で笑いまで取っていくある種の総合芸術的な面白さである。
 そこまでキャラがガチガチなのでフリートークは大丈夫なのかなと不安に感じる部分もあったのですが、サイドステージのラジオ配信ではみかど様もおぼろ様もキャラを崩さない範囲内で存分に魅力を発揮してくれて、こちらもすごく楽しかった。新たな魅力発見的な。
 その中でも、何よりすばらしいと感じたのが3日目の構成なのです。
 まず、3日目のステージで大事なお知らせがありますという告知が開演前にあって、一曲目の間奏の掛け合いで
おぼろ「私が嘘をついていたら、みかど、どうする?」
みかど「んー……どうもしないわ」
 と。
 この時点で、二日間漫才を展開しといて最終日にてぇてぇぶっこんできたって感じで一揺さぶり。
 その後のMCで重大発表。
みかど「ハリウッドデビューよ」
おぼろ「それ、嘘」
みかど「はぁっ!?」
おぼろ「だから訊いてでしょ。私が嘘ついてたらどうするって」
 という曲をまたいでのオチ。ため息すら出るきれいな構成。すばらしいです。
 本当のお知らせとしてライブ開催も発表されるという大揺さぶりも込みですごかった。

 と思ったら、今日のDAY4。
 事前収録ということを活かし、
おぼろ「見ているみんなはもう重大発表を聞いているのね」
みかど「そうね。さぞ、びっくりしたでしょうね」(←まだ、自分が騙されていることを知らない)
 という笑いにまで発展させるという高度な構成。心底すばらしいと感じました。
(その直後に当たり障りのない未来予測をしながらケガで本編欠席となってしまったアユムちゃんという、不測の笑いが上をいってしまうということもあったりはしたのですけど)
 なんか、LiLYPSEにはえるすりーの度に驚かされてる気がします。

 世界観もキャラも作りこまれていながら、二人自体は作られた感がなくみごとなパフォーマンスを披露してくれる。とにかくよいです。

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二月に読んだ本2022

 もやもやを吐き出してすこしすっきりした気もするので、通常運転に戻る。
 なんか急に暖かくなってかえって体調を崩している感じが……いや、これは花粉か。
 そんな感じで2月に読んだ本です。

4.似鳥鶏「難事件カフェ」
5.小林泰三「人外サーカス」

 確定申告とかあったし。というのとは関係なく2冊だけ。
 元刑事の弟と共に父の残した喫茶店のマスターをしている主人公が、弟を警察に呼び戻そうとしている警察関係者から持ち込まれる難事件を解決していくミステリ短編連作の4。相変わらず似鳥鶏は職業物を書くのがうまい。実際にその職業の人が読んだらどう思うのかはわからないけれど、らしさの表現がすばらしい。今回はスイーツのうんちくも。本当に面白くて好きなのだけど、好きで読んでる弊害か、この作者短編連作の構造が同様のことが多くて、とあるキャラクタの役どころが早い段階で察せられてしまって大きな驚きが得られなかったというところもあったりはした。
 5は、帯によればサバイバルミステリということなのだけど、読んだ感想はバトルものに寄ったパニックホラーな感じ。この世界には吸血鬼がいて人を襲っていて、人知れず吸血鬼と戦う団体がある。その対吸血鬼軍は自らをサーカスに偽装している。そんな対吸血鬼軍と勘違いされて吸血鬼たちに襲われたサーカス団が生き残るために吸血鬼と戦うお話である。それがすべてでそれ以上でもそれ以下でもない。無論、いろいろな要素があるわけだけど、余計なことは考えずにパニックムービーを見る感じで読むのがいいと思う。レギュラーキャラクタが登場するというのは小林泰三作品の特徴といえば特徴なわけだけれど、さすがに徳さんを便利に使いすぎだと思わなくもない。

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スルー推奨

 すでに指摘している人もいて、今更僕がこんなところで言葉にする意味があるかどうかはあやしいのだけれど、もやもやとしたものを抱え込んでいるのは精神衛生上よろしくないので、とっても雑に雑なことを口走ることにしたしだい。

 現在の状況を引き合いに、日本国憲法第9条を云々している人たちは、憲法9条をなんだと思っているのだろうか。ことに、ウクライナに9条があったらという仮定の意味不明さに至っては9条読んだことある?と首をひねらずにはいられない。
 憲法9条は、「私達は二度と侵略戦争を起こさないし、世界中のどんな戦争にも与しない」という宣言だぞ。まったく意味のない行いではあるけれど現状に当てはめるのであれば、「もしロシアに9条があればこんなことにはならなかったのに」と嘆くのがせいぜいである。
 今9条不要を口にしている人たちは、皆「私もプーチンのようにふるまいたい」と言っているようなものだと思う(実際そういう思想だろう人も散見される)。
 じゃあ、日本がウクライナのように攻められたらどうするのかと言ったら、その時は武器を持って戦うのである。自衛隊は合憲だし、その時のために毎年安くない予算が組まれている。専守防衛とはつまりはそういうことでしょう。
 自衛隊は違憲とかいう寝言を口にするのは、一切の武器は見たくないという潔癖な人か、合憲の範囲を逸脱して運用したい極悪人かのいずれかだろう。現在9条を問題としているのは、後者の人達である。
 実際に起こっている悲劇とそれを目の当たりにしてしまった人達の不安をダシに、我田引水をしようとしている人たちは心底唾棄すべき存在だと思う。

 ついでのようになってしまうけれど、「コロナはただの風邪」という頭の悪い言葉を口走る人達も風邪を何だと思っているのだろうと。
 そもそも風邪というのは、ウィルス性の感冒なのだけれど症状が一般的過ぎて何のウィルスが原因か特定できないもの全般を指す言葉であり、症状の軽重は問題ではない。つまり先の言葉は、「コロナウィルスが原因だと言われているけれど、実際は何のウィルスが原因かわかったものじゃない」と言っているようなもので、それが事実なら事態はいっそう深刻であろうと思う。
 そういえば、少し前にウィルスの変異の話が面白かったのと、変異はどこまで行っても変異で新型は別だという話を聞いてウィルスのことを知りたい思ったのだけど、ネット検索では「ウィルス」の一言が入ったらもう、昨日今日の状況に関することばかりがずらりと並んで知りたいことに到達できなくて断念した。その程度の無知な人間のたわごとであることはことわっておく。

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