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2023年5月

年寄りの回顧話である

 先月末ごろに配信開始された「404GAMERE:SET」(エラーゲームリセットと読む。以下エラゲ)、ヨコオタロウ氏の新作ゲームである。
 SEGAが支配する世界とかゲームを擬人化したキャラクタとか独自の世界観があるものの、信用の置けないキャラに導かれて歪んだ世界を修正していくという物語の基本構造がリィンカネと同じ気がする……ていうか、ヨコオさんはスマホゲームの物語構築法を一つしか持たないんじゃないかしらとさえ。とか思っていたら、今日から始まったリィンカネの新章が外の世界から攻撃されるって……きっと、襲ってきたのはナムコかタイトーだよ。
 とかいう与太はおいておいて、エラゲの話である。
 ペンゴとかアウトランとかハングオンとかディグダグとかゼビウスとか奇々怪界とかアフターバーナーとか年寄りにしか刺さらないだろうって選択をしていて、むしろバーチャとかファイティングバイパーズとか新しすぎませんとすら感じてしまうラインナップなゲームなのですが、個人的に刺さったのはBGMだったりする。題材となったゲームのBGMアレンジを基本にしながら雑多なピコピコ音がそれらに覆いかぶさっていて、時折印象的なメロディーが鮮明に聞こえてくるのが、かつてのテーブル筐体が整然と並べられただけのゲームセンターの環境音そのものだと感じられた。懐かしい。
 中高の頃に通った京都の新京極あたりにあったゲームセンターのことを思いだしてしまいました。
 当時の僕は、ラジオはアメリカンを聞いて、ゲーセンにNG(ナムコが発行していた冊子)をもらいに行くナムコっ子(ラジアメをナムコ要素だとするのはどうかと思う)で、スプラッターハウスやベラボーマンやオーダインなんかで遊んでいた記憶があります。セガのゲームは大型筐体が中心で高かったのであまり遊んでいなかった。テトリスやコラムスくらいかしら。
 ストIIがまだ存在していないシューティングゲームがアーケードの主流だった時代の話です。
 そんなところにストライクゾーンを持ってきてるんだから、スマホゲームとしては話題になりづらいよなと思う。
 ヘブンバーンズレッドがKEY直撃世代という少し年寄りを狙ってヒットしたっていうのは理解できる話だったりするわけですけど、そのはるか上に狙いを定めるっていうのは、やっぱりどうかしてるとしか言いようがない気がします。狙われて撃ち抜かれた人間が言うことでもないですけど。

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メリークリスマス!!

 というわけでクリスマスであります。
 あ、いや、家に引きこもりきりで日付感覚がなくなったわけでも、毎日毎日何十とやってくるファミペイからのメール(最近本当に多いんだけど、そんなにフィッシングが期待できるくらいに利用者が多いんでしょうか、ファミペイって?)で気が触れたわけでもありません。クリスマスなんです。
 ついに届いたんです。昨年のクリスマスイブににニコニコ生放送で放送された「じぇむかんTV#42」のプレゼント。
 星菜日向夏のサイン入りトートバッグであります。
Photo_20230511141201
 前にちらりと書いたんですけど、当選してしまったんです。世界に一つだけのバッグ。
 放送でも言ってましたが、裏面にも手描きイラストが描かれております。……ちょっと、見せられないかしら。ひなちゃんらしっちゃ、とってもらしいんですけど。
 学園祭のライブブルーレイの封入カードもひなちゃんだったし、今年は星菜日向夏の年かなと。
 そんな感じで報告(自慢)でした。

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四月に読んだ本2023

 地方選挙が(候補者が議席数を上回らなかったため)無投票になったりした以外には特に大きな出来事もなかった気がするのだけれど、なんだか四月はあっというまに過ぎていった気がする。
 最近うちのHDDレコーダーが不調でここ数か月内に録画した番組のことごとくが再生中にフリーズするというありさま(それ以前に録画した者は問題なく再生されるので、録画中にファイルが破損してる感じだとは思う)で、ショックのあまり呆けていたのが原因なのかもしれない。
 そんなこんなの4月に読んだ本。

7.山田風太郎「八犬伝 上」
8.山田風太郎「八犬伝 下」
9.有栖川有栖「濱地健三郎の幽たる事件簿」

 著者による現代語訳版の八犬伝と、それを書いていた時期の滝沢馬琴のことを書いたパートで進む二重構造の物語である7と8。主眼は言うまでもなく後者にあります。忍法帖にせよ明治ものにせよ、史実の隙間を縫って物語を構築するのが真骨頂の人で、その上手さは今作でも遺憾なく発揮されています。ただ、ちょっと長くて退屈さがなくもない感じでした。でもね、その退屈さの大半が馬琴のせいじゃないかった気がするっていうのがなくもない(やっぱり八犬伝て魅せどころをかいつまむくらいでちょうどいいお話だと思う)。
 幽霊が見える心霊探偵の濱地健三郎を主人公にした短編連作の二冊目である9。しっかりと探偵小説でしっかりとホラーとなっていて、楽しめました。ともすると有栖川作品の中で一番好きなシリーズになっているかもしれない。

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