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一月に読んだ本2024

 気がつけばひと月まるまる放置していた。何かあったわけではなくて、何もなかったので書かなかっただけの話。一週間弱帰省をしていた以外は、ひたすら引きこもっていた。いろいろと思うことがなかったわけではないけれど、書くほどのことかという感じで。
 それはそれとして、一月に読んだ本。

1.宮内悠介「月と太陽の盤」

 一冊である。本も読んでなかったんだなと自分でも驚く。いったい何をしていたのか。
 副題に「碁盤師・吉井利仙の事件簿」とあるとおり、放浪の碁盤師利仙を探偵役としたミステリの連作短編という形式。なのだけど、肝はそこではなくて、老境にさしかかり生涯最後の碁盤を作るべく材料になる木を探して旅する碁盤師と、彼を(勝手に)師と仰ぐ若き囲碁棋士の話で、終わりが見えてきた年齢にいる人間が次の世代に何を残せるのかって話かと。囲碁のことも囲碁の世界のこともとんとわからないけど、楽しめた。ただ、ミステリ的な驚きみたいなものをあまり求めてはいけない気がする。

 そんな一月。

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