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二月に読んだ本2024

 あっという間にもう3月。
 まくらの話題もない感じなので、早々に本題。2月に読んだ本です。

2.相沢沙呼「invert 城塚翡翠倒叙集」

 今月もやっぱり一冊。
 確定申告だったり、花粉にやられたりといろいろあったりなかったりもするのだけど、一番大きな理由は「龍が如く8」に没頭してたからです。
 とかいいながら、この本自体にも理由はあって、微妙に厚みがあったし、何より城塚翡翠の(演じる)人物像がとてもイラつく感じで、読み進めるのに時間がかかってしまったというのがあります。いや、イラつかせているのはあえてだと作中でも語られているので、術中にはまっているということだと思うのだけど。それが、読み進める障害になるのはどうなのかしらと思わなくもない。
 という感じで、霊媒探偵城塚翡翠を主人公とするミステリの第二作。タイトルにもあるように、倒叙ものを三編集めた中編集になります。
 倒叙というのは、犯行場面を最初に提示して犯人が明白になっている状態で物語が進められる形式で、よく刑事コロンボや古畑任三郎が例として示されますね。今作も、古畑を意識しているのか探偵から解決編への導入を示すシーンがあったりして様式美へのこだわりを感じます。探偵のしかけに右往左往する犯人というお約束もしっかり存在しているし。
 内容を細かく語れない種類の作品だし感想を述べづらいのですけど、一作目と同様ちゃんとしているというのが一番大きな感想になるかと。表層的なところでは独特な作品のふりをしてはいるんだけど、非常に模範的なミステリだなと。
 そういえば、この作品てドラマ化されてるんですよね。原作読んでないからと後半を見てないんですけど、最後の一遍はどう映像化されてたんでしょう。ちょっと気になります。

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